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2005年08月12日
或る作家からの寄稿
歴史に名だたる名作というものには、とかく噂や裏話が付きものです。今日はそんな中でもとびっきりの黒いネタを、とある作家さんが寄せて下さいました。この作家さん、普段は黄色くて丸い物体に「群衆」とかいう名前を付けてさも平和を装っておりますが、その裏の顔というのを本日ご覧頂けるかと思います。ちなみに、うちにこの原稿が回ってきた理由は「自分のサイトのイメージを落としたくないから」だそうです。実に簡潔です。
それでは、M山T彦氏よりの寄稿です。青くて丸い、とある猫型のロボットの姿を思い浮かべながらお楽しみ下さい。
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昔から「ドラえもん」を読んでいると、どうにも秘密道具の悪用方法ばかり思いついてしまう。
何しろ22世紀の秘密道具はどれもものすごい破壊力である。「どんなことでも忘れさせてしまう」という忘れな草ひとつとっても、その使い道ははかりしれないと思う。そんな道具をドラえもんはこともあろうに、無限の広さの四次元ポケットの中にしこたま持っているのだ。いくらのび太が頭が悪くても、世界征服ぐらい容易にできそうなものだが、タイムパトロールは放っておいていいのだろうか。
子供の時から、それが気になって仕方がなかった。
しかも、初期の設定ではドラえもんはどうやら原子力で動いているらしい。
つまり、あの青い丸っこい機体のどこかには、きっとお馴染みの黄色と黒のマークが貼ってあるはずなのである。だとすると、秘密道具がどうのこうのいう前に、ドラえもん自体がものすごい秘密兵器だということになる。もしも近所を散歩していて、ちょっと転んだ拍子に二次冷却水でも漏れた日には、あの町内は全滅である。ジャイアンなんかそうとも知らずにドラえもんをゴスゴス殴っているのだから、無知というのは恐ろしい。もしちょっとドラえもんの中のウラン濃度が間違った値に達しただけで、向こう一万年ぐらいあの空き地は永久に空き地のままになるというのに。
さらに今ふいに思い出したのだが、ぼくの記憶が正しければ、確かドラえもんがおねしょをするという回があったと思う。——小学校の時は平気で笑っていたが、今考えてみると、あれは恐ろしい事態なのではないだろうか。
そう考えて読むと、どうしても黒い思考がどんどん溢れ出してくる。ドラえもんの最終回ネタや暗黒ドラえもん四コマがネットのあっちこっちに転がっていることを考えても、きっとこれはぼくだけではないと思う。「ドラえもん」というマンガには、楽しく笑いながらも、隠された怖さのようなものを子供心に想起させる何かがあるのかもしれない。何しろ子供の時ですら、ぼくは普通にドラえもんを楽しみながらも、時々のび太が自分の些細なわがまま(例:うるさくて昼寝できない)のために、全世界の人間を消したりするのを見て、「こんなことがまかり通っていいのか!」という妙な憤りを感じたりしていた。
わざわざ二世紀先の未来からロボットを取り寄せて、運命を変えようとするぐらい結婚をいやがられているジャイ子の立場などを考えた日には不憫でしょうがない。そもそもジャイ子はいいやつである。漫画家という夢を持っていて、才能もあり、あんな兄にさえ優しく接しているかわいい妹だ。確かに美人ではないかもしれないが、それだって分かったもんじゃない——高校生になる頃には意外としずかちゃんはすっかりぐれて、ギャルとかになっているかもしれないが、ジャイ子はダイエットして、けっこう魅力的な女子高生になっているかもしれない。そうなったらのび太のことなので、過度潔癖依存症で年中風呂に入っているしずかよりも、ジャイ子の方にあっさり鞍替えするのではないかと、子供心にもヒヤヒヤしていた。
って言うか、一応、結婚していたってことはジャイ子は仮にもおまえを愛していたんだろう、のび太! おまえはいいけど、ジャイ子の愛はどうなるんだ、おい! それでいいのか、野比のび太!
ただ、そんなことを友達には話せない。
何しろ当時は学芸会の時のクラスの演し物が、3クラス中2クラスは「ドラえもん音頭」の時代である。どこのクラスにも一人は「ドラえもん博士」がいた全盛期だ。そんな中で「セワシのやってることって明らかに犯罪じゃないのか?」みたいなことを言うのは、今の国連総会でアメリカを批難するようなものである。そんなことはぼくしか考えていないと思っていた。
ところが高校生ぐらいになって、友達と徹夜で麻雀をやっている最中、あまりにも疲労して頭が回らなくなったのをいいことに、突如夜中にハイになって「ドラえもんネタやりまーす」と言って、ここにはとても書けないようなドラえもんをモチーフとしたダークな小話を展開したところ、一部の友達に熱烈に共感された。
なんてことはない。やはり、みんな思っていたことだった。
どこでもドアがもし本当にあったら、ほとんどの高校生男子が考える使い道なんかひとつしかないと思う。透明マントや通り抜けフープも全部同じ使い道になるのが目に見えている。ビッグライトの使い方に至っては、考えることさえ憚られるほどだ。
タイムマシンなんかが本当にあった日には、ほとんどの人が昨日落としたどら焼きを拾いに行くよりも、もっとずっとずっと実利的な使い方を思いつくはずである。個人的には15歳の夏休みに戻って、ラブレターに最高の口説き文句だと思って「君の海で溺れたい」と書こうとしている自分を気絶するまで殴りたいと思う。
きっとこういうことを思いつくのはぼくらだけではない。
のび太が今のところドラえもんの道具のもっと有効な利用法に気がついていないからいいようなものの、いつ悪の閃きに打たれるか、分かったものではない。タイムパトロールには一刻も早くセワシの自己中心的な計画をとりしまってほしいと思う。何しろ、こうしている間にもドラえもんが核エンジンを搭載した体で、うちの屋根の上をタケコプターで飛んでいるかも知れないのだ。
2005年08月09日
仮じまい……と思いきや!
向山のところでもOKが出たみたいなので、うちでもご紹介させて頂きます。なんとねこぞうの「萌えゲームバトン」に答えて、ひらやまねむぞう様がイラストを描いてくれてしまいました……!! キャラはねこぞうが「萌えゲームキャラ」に挙げていた、「ファイアーエムブレム 封印の剣」の双子の魔法使いルゥ&レイくんです。双子という設定だけあって、ほとんど同じ顔の二人ですが、これがまた見事に描き分けられています!
まだご覧になっていないという方は、とりあえずこちらをご訪問下さい。TOPを飾っているのがその二人です。
どうですか! かわいいでしょう! 魅力的でしょう! もう羨ましくてたまらないでしょう!(笑
ちなみにねむぞう様の許可を得た上で、このお二方にはうちのパソコンのデスクトップも飾って頂いております。パソコンを立ち上げるたびに、数分間眺めて鑑賞するというのが毎朝の日課になってます。
それにしても、向山も書いていましたが、こういうものを頂けるのは、本当に「そうそうないこと」だと思います。自分的に、ねむぞう様の絵はとてもとてもツボというか萌えというか、とにかく大好きで、その人に自分の好きなキャラクターを描いてもらえるというのはこれはもう本当に至福の喜びです。どれくらいかというと、たぶんピカソに自画像を描いてもらってもこんなに嬉しくはないくらい……何か違う気がしますが。
というか、セザンヌでもダリでも天野○孝の絵を貰っても、きっとこんなに嬉しくはないと思います。本当に本当に素敵なイラストです。ねむぞう様、最高の萌えプレゼント、ありがとうございました!m(_ _)m 大事に保管して、毎日眺めさせて頂きますー。ああー、かわいいようー。そんなに盛り上がるキャラじゃないだろ自分、と内心突っ込みながらも盛り上がりまくれるくらいかわいいよ……そうかこういうのを萌えっていうのか!!
……萌え!!(笑)