こうしてぼくらの「童話物語」の日々は終わった。 二人の大学生が昼休みに作り始めた小さな冊子は、その七年後、全国紙の二面に大きく載っていた。もう一度同じ道のりを歩けと言われたら、たぶん無理だと答えるだろう。途中、何度となく絶望しかけた時、不思議といつも誰かが現れて助けてくれた。「童話」はそういった多くの人の善意によって支えられている。印刷屋の人々、出版社の人々、最初に予約してくれた多くの方々、友達やクラスメート、両親や兄弟、スタジオの連中、そして、何よりも全国のたくさんの読者のみなさんの気持ちがこの本を可能にした。この本と、そこに集まったすべての思いを、その優しい人たちへ捧ぐ。
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