033/下書き原稿(1)

 

 

【解説】(1996年)

四年目だというのに、なんと、この時、ぼくはまだ一章を書いていた。どうしても出だしのところがうまくいかなかったのである。記憶が正しければ、96年の頭の時点でできていたのは全八章のうち、二章と三章だけだったと思う。四章は「マッチ王国編」を破棄した後、一度通して完成させていたが、気にいらなかった。五章は十ページぐらい入ったところで止まっていた。残りの章に関してはまだ一ページもできていないという始末だった。ただ、このこのころにやっと書き方のスタイルが確固たるものになって、速度は飛躍的に上がり始めていた。そのスタイルとは、まず上のシーン表のようなものを作ることである。(事項へ続く)

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