三章で登場するはずだったこの絵のキャラ達がこの時期に物語から完全に姿を消した。そして、そのことによって、呪縛が解けたように三章が完成し、続いてお気に入りだった「マッチ王国編」を苦渋の思いでカットしたことによって、四章もできあがった。しかし、この四章は最後の最後、印刷が始まるわずか一ヶ月前に再度、丸ごとボツになった。このため、「旧・童話」で最後に書き上げたのは実は四章である。そして、発行後もずっと四章だけは納得がいかず、新バージョンを作る際にも最後まで手を加え続け、結果的に「新・童話」でも最後に完成させた章となった。ぼくらの間で「呪われた章」と呼ばれていた所以である。