020/カラーの実験

 

【解説】(1994年)

本文の切れ目に挿入される小さなイラストが「ミニカット」という名前に落ち着いたのがこのころだった。キャラクターの絵も概ね決まったので、とりあえず本文の完成したところからミニカットを書いていこうということになった。恐ろしいことに、その「完成したところ」というのが未だに二章だけだった。一章に至っては、もうこのころまでに数十バージョンもあって、そのボツ原稿をすべて合わせると、完成した本の厚さよりもずっと分厚いという始末だった。少し気が遠くなりはめていたのもこのころだった。

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