初期キャラクター相関図。物語の全体像ができあがるまで、本当に何枚もこんなものを書いた。すぐに気がつくと思うが、最初の段階では「マッチ王国」という世界が「童話」のかなり大きな部分を占めていた。このマッチ王国は巨大なマッチから手足が生えているようなマッチ人の国である。頭のところがマッチの赤い部分なので、怒ると頭に火がついて燃えてしまう。このため、マッチ王国では水がとても大切なものだったが、悪い王様マッチオーネが水を独占してしまったためにマッチ王国では水不足が続いていた。そこへ高熱が出る風邪が流行って……という、それこそ「童話」らしい物語が初めは中心になるはずだったのだが、実際に書き始めると、一章があまりにも現実的になってしまったために、途中、世界観を壊してしまう「マッチ王国編」そのものを削らざるを得なくなった。結果、マッチ王国の話は舞台である水門と、悪役であるイルワルド(当時マッチワルド)を残して、「童話」の世界から消えてしまった。