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2005年09月08日
まるで悪夢を見ているよう
昨日に続いてハリケーン・カトリーナの大災害をめぐるアメリカの動きを、ネット上の様々なニュースサイトで追ってみた。これらのほとんどの情報はテレビのニュースでは聴かないことばかりだ。
感情的になりそうなので、敢えて個人的なコメントは控えさせて頂きます。
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・ブッシュのテレビ中継の後ろにあった救援ステーションは撮影用のダミーで、撮影終了後、すぐに撤去されたが、アメリカのテレビ局はそのことを知っていて報道していない。(ドイツ、ZDFテレビ)
・ブッシュが上空からヘリコプターで被災地を視察する間、すべての航空機の飛行が停止されたため、救助用のヘリコプターも飛べず、何人もの人が亡くなった。
・コロラドの救援部隊は文字通りハリケーンのすぐ後ろを救援物資と共に走っていて、被災後すぐに現地に到着できるはずだったが、大統領の命令が下るまで動けず、けっきょくその命令は数日後に来た。(イギリス・BBC)
・ハリケーンが直撃して、大災害の一報が入った時、ブッシュ大統領は自分の牧場で休暇中だった。一報が入った後も、ブッシュは休暇を続け、翌日もホワイトハウスへ戻らなかったために救援が大幅に遅れた。この休暇は五週間近くにも及ぶもので、大統領の休暇としてはこの36年間で一番長いものである。ちなみにブッシュは政権中の全期間の20%をこの牧場で過ごしている。
・2001年度にFEMAはテロの危険性と同ランクの危険があるとして、ニューオーリンズの堤防決壊をブッシュ政権に警告しているが、この事業の予算をほぼ全額イラク派兵へ回したため、堤防は増強されないままだった。
・そのFEMA(米連邦緊急事態管理局)のトップクラスのメンバーは災害に関する経験など何もない、ブッシュの選挙スタッフの一部が天下って陣取っている。
・アメリカの複数のブログの目撃情報に寄れば災害発中、ライス国務長官はブロードウェイでミュージカルを楽しみ、テニスに興じ、5番街のフェラガモで数千ドルの靴を選んでいたという。このショッピングを目撃したおばさんが「何千人もの人が家をなくして死んでいってるのに、靴を買ってる場合ですか!」と叫んだところ、護衛の警備員に強制的に排除された。
・諸外国のたくさんの政府、民間団体、企業からの救援物資の申し出があり、その多くは飛行機に積まれて、いつでも飛び立てる準備ができているにも関わらず、アメリカが受け入れないために、ずっと飛行場で待たされている。プライドなのだろうか。なんなのだろうか。(ワシントンポスト)
・元大統領夫人でブッシュ大統領の母親でもあるバーバラ・ブッシュは避難所となっているテキサス州アストロドームの視察のあと、ラジオのインタビューに少し苦笑しながらこう答えた。「ここにいる多くの人たちは、ほら、もともと貧しかったわけでしょ、だから今の状態はけっこういい感じなのよ。」
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この想像を絶する政府を、ぼくらの国の政府は全面的に支持している。そして、アメリカに都合の悪いことを日本のマスコミは極力報道しない。
投稿者 向山貴彦 : 2005年09月08日 11:19