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2005年03月11日
もりくん弁当の作り方
全国10万人の「もりくん弁当」マニアのみなさま、お待たせしました!
遂にこの日がやってきました。今日と明日は全国的に「もりくん弁当の日」です。
折しも花粉症とインフルエンザうずまく東京の空はどんより曇って、雨もダダぶり。
お弁当にはぴったりの天気です。
昨日深夜に買い出しに行ったイシイのハンバーグを昼頃に準備。
これです。

注:1.5倍のやつでないところがポイントです。
さらに近寄ってみると、パッケージ左下隅には噂の「品質保証番号」が確かにあります。
さっそくこの番号で検索してみたところ、すぐに結果が表示されました。
実際の結果を映像で見たい方はこちらをどうぞ。
この情報によれば、ぼくが食べようとしているハンバーグの原材料はトマトペーストとチーズを除いて、ほぼ国内産であることが分かります。感動的な発見です。しかし、その代わり、新たに大きな謎も現れました。
チーズ? どこに?
しかし、まあ脱線しそうなのでこの話題はまた後日。
そして、使われている鶏肉はなんと三種混合。タマネギも二種類が使われているようです。
(どうでもいいことだが、タマネギはどっちも名前がすごくイカス。「ウルフ」と「スーパー北もみじ」!)
まあ、そんなことを言っていても始まらないので、とりあえず調理へ移りました。
調理方法はのりこさんの厳密な指示にしたがって、きちんと鍋で行いました。
電子レンジなどはもってのほかです。

↑証拠写真
きっちり三分をタイマーではかって、さっとお湯から取り出し、レシピどおりに楕円形の弁当箱を用意して、
そこにごはんをきれいに敷き詰めておきました。
まずは汁だけをこのようにご飯に垂らしました。

はっきり言って、汁が少ないです。ぜんぜん行き渡りません。それでもこれで指示通りなので、
おもむろにハンバーグをその上に。
できてしまいました。
じっと眺めてみたのですが……何やら予想以上においしくなさそうです。
というか、半端じゃなくまずそうです。
(きっとぼくの美意識がおかしいのだろう。)
なんとなく間違えてごはんの上にハンバーグを置いてしまったような感じしかしません。
汁が上からかかってないので、早くもハンバーグの表面が乾き始めています。
中学校時代に弁当箱を開けて、この光景が目に映ったら、きっとたまらなく
寂しい気持ちになったと思います。ねこぞうがトラウマになっているのも無理はありません。
事前に想像した時は、彩りは白と赤でけっこうきれいになるのかなあ、と考えていたのですが……
きついです。
かなりきつい色です。
(注:食事中の方は次の一文を読むことは自粛して下さい)
ある体内からの廃棄物質を平たくした状態に似ている気がしてなりません。
「残飯」という言葉が頭をよぎるのを止められません。
そこで、少しでも色どりを与えてあげたくて、完成品の写真にはドクターペッパーを添えておきました。
少しは和らいだでしょうか?

(googleのイメージサーチで単体でこの写真を見た人は、いったいこれがどういう状況だと思うのだろうか?
何か壮絶な罰ゲームに見えはしないだろうか。……心配だ。)
さて。それから数時間後、実は今ぼくは都内某所でこの弁当を食べ終わったところです。
時間の経過で弁当箱の中になんらかの奇跡的な化学変化が起きることを期待していたのですが、弁当箱を開けてみると、確かに変化はしていました。ハンバーグは表面がかわいて、片側へずり落ち、ちょっといびつな形で弁当箱のふちにもたれかかっていたのです。
ぼくが今まで人生の中で見たあらゆる弁当の中で、これほどやる気のなさそうな弁当をぼくはほかに知りません。不思議です。この弁当をじっと眺めていると、なぜか中学校の時の友達だった桂くんがヤンキーのみなさんにぼこぼこにされて、力尽きて「もう好きにしろや」と地面に寝ころがっている様子が浮かんできます。
そうこうしているうちに、たまたま人が近くに寄ってきたので、思わず反射的に弁当箱を蓋してしまいました。
ヘタレと呼んで下さい。でも、ぼくにはできません。ぼくには人前でこの弁当を開けて、まるでそれがごく普通のことのようにこの弁当を食べることができそうもありません。
嗚呼、のりこさん……あなたはこれを会社で食べたのですね。
マジで尊敬します。「師匠」と呼ばせて下さい。
ぼくは……ぼくはできませんでした……。
味?
ああ、そういえばまだ味については説明していませんでしたね。
イシイのハンバーグとごはんの味がしました。
最後に。
この貴重な経験を振り返って、ぼくは今日ひとつ大きな教訓を得ました。
身を持って感じた教訓です。その教訓で、僭越ながら、今日の「もりくん弁当の日」の締めとさせてください。
教訓:
二日連続にしなきゃよかったああああ。明日の夕食ももりくん弁当だあああ。
P.S.
イシイ食品とのりこさんの名誉のために付け加えておきますが、味は普通においしいです。念のため。
投稿者 向山貴彦 : 2005年03月11日 19:19