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2005年02月17日
一日ドラクエをしていた話
知る人ぞ知る、うちのスタジオ内の人気老舗サイト「下関見聞録」の「日々の足跡(通称ひび足)」に、久しぶりのMOBS連日更新を祝した温かい応援のメッセージをいただいたりしてます。実はぼく、このサイトの管理人で、十代の頃からの付き合いであるたこすけ氏のページのファンです。
で、そこでこう書かれたわけです:「彼のとこではここのようにドラクエを一日していたというような話題を書くわけにはいかないだろう」。
伝統的に我々の身内ではこういったことは挑戦として受け止める慣習があるので、例に漏れず、今回は意地でも、一日ドラクエをしていた話を書くことにする。
多くの方がご存知の通り、去年、ドラクエの最新作がプレステ2で発売された。
それでも最近はぼくも少しは大人の振りをしているので、3が発売された時のように前日の深夜から近所のゲーム屋の前に仮設テントを張って待ったりはしなくなったが、正直発売日が近づくに連れ、気になっていた。もともと1の発売の時にジャンプでやっていた「早解きコンテスト」に発売後71時間目クリアの記録で応募したぼくである(結果的には惜しくも入賞は出来なかった。もう少し早く「たいようのいし」を見つけていれば……!!)。完全3Dで、動かすアニメみたいになった最新作に興味がわかないはずもない。実際の発売日当日にも知り合いが誰も話題にしないのを見て、ものすごく苛立って、つい会議の途中に「おまえらだって、本当はみんなドラクエのことしか考えてんだろ! 何、発売日知らないようなすかした顔してやがる!」と怒りそうになったが、あとで聞くと事実その通りだったので、逆に呆れた。某T氏などは(本人の名誉のためにここでは彼の職業しか書かない。彼の職業:BFCのイラストレーター。)、その朝こっそり新宿によって、実はその時カバンの中にはすでにドラクエが入っていたことが後に発覚している。
かくいうぼくもみんなの前で「もうドラクエでもないだろ」と言っていた手前、おおっぴらに買えず、ねこぞうの名前でamazonから買ったりとかしていた。仮にプレイしてるところを見られても、あくまで仕事上の興味でやっていると言い張るつもりだったのだが、発売日当日に届かないのを知ると、ひとしきり我を忘れて抗議の電話をamazonにかけ、危なく近所のTSUTAYAで別に一本買いそうになったりもした。
さて、いざ実物が届くとすぐにプレイ開始。翌日提出するBFCのあとがきがあったので公式には39度の熱があって、ベホイミも効かない状態ということにして(なぜかこの完璧な言い訳がすぐにばれた)、その日は一日中ねこぞうとああじゃこうじゃ言いながらひたすら冒険の旅をした。でも、難しいんです、これが。
1を光の速度で解いた栄光の歴史も今は昔。あの頃は出てくるモンスター全部のHPやら憶えていたのですが、今は何か敵が出現するたびにねこぞうに「これ前も出たっけ?」と聞いて、「さっきの敵もこいつだっただろ」と突っ込まれる始末。ルーラで戻ろうと思っても地名がぜんぜん思い出せないので、得体の知れない場所にとんでしまい、惨殺される。あげくに仲間の名前が覚えられず、五分に一度ぐらい女キャラの名前を間違えてしまう。(これ書いている今も思い出せない。)「ブブカにベホイミをかけるんだ、ねこぞう!」「ブブカって誰!?」
で、けっきょくドルマゲスっていうやつが最終ボスだと思って、力の限り戦い尽くして三人戦死状態でやっと勝利を収めたのに……どうしたわけか、終わらねえ。なんかブブカ(仮名)が変だし。あわててすでにクリアした人に聞くと、あっさり「そいつ最初の中ボスみたいなもんだよ。おれのパーティーならワンターンで倒せる。」
あえなくそこで挫折して、そのままです。3で全モンスターの持っている宝箱を調べるために連続一週間ほぼ24時間、すでにクリアしたゲームをやり続けていた中学生のぼくと、同じ人間とはとても思えません。
そこで最後に担当編集者より一句。
「ドラクエを やるひまあったら ゲラくれよ」
おそまつ。
投稿者 向山貴彦 : 2005年02月17日 06:00