2005年 08月のアラカルト

8/1
今年度のアメリカ長期留学生のために壮行会が開かれました。一つには「けじめ」をつけ、気持ちを新たにするためと、道中並びに現地の日々が安全でありますよう宗教主任にお願いして式の初めと終わりに「お祈り」をしていただきました。人は幾ら努力をしても、不運というものがつきまといがちです。これを最小限にして留学生たちがりっぱに10ヶ月を過ごしてのち無事帰国出来るよう祈るばかりです。
  みんなでThe Bond of Loveを歌いました。
    We are one in the bond of love,
    We are one in the bond of love.
We have joined our spirit with the spirit of God.
    We are one in the bond of love.
8/2
Joeが買って来た北海道産の刺身用サンマを塩焼きにしました。国内産牛肉ほどに高いサンマを食べたのははじめてです。下関には美味しい魚が多いけれど、サンマは秋になると氷詰めの箱がどかっとおかれますが、刺身用のサンマはなかなか見当たりません。

8/3
高大連携と呼ばれて いるプログラムで高校生と英語の勉強を8日間続ける行事が今日の開講式で始まりました。たぶん英語の好きな高校生の集まりだと思います。がっかりさせないように頑張らなければと意気込んでいます。

ことりのむれがたかっているのを見つけました。ハゼの木でした。青い小さな実がどっさりなっていました。このころのハゼの木の下にいますと顔などたちまちかゆくなってしまいます。木から降り下りてくるsurp(霧のような水気)のためだとおもいます。

8/4
福岡県立康鷹高等学校に出前授業にでかけました。地図上では近いように見えますが 山をめぐって走りますので遠いとも感じました。山と山の間に町が現れて参ります。細長い山口県では瀬戸内海側と山陰側に町が並んでいますが福岡県の南の方は山々の隙間に町があるように感じます。田川地方は豊かな土の香がします。恩師西脇順三郎先生が「奈良はもうれつなる土の香がする」とおっしゃった事がありますが、奈良に住んでいるものには感じないことでも他所から来た人には感じ方が新鮮なのですね。



未来を担う若者達と英語の勉強が出来て
うれしい上に地域地域の豊かな雰囲気を味わう事ができるのが、出前授業の楽しみであります。

8/5
このところ毎日が忙しすぎて、毎朝の野菜穫りを丁寧にしていません。今朝は草の中から大根のように大きなキュウリが覗いていました。今まで放っておいて可愛そうなことをしました。一応台所まで運び、記念写真をとりましたが、とても食べられそうもありません。

8/6
今日は息子の誕生日です。小さい時から、特にお祝いをしたことがありません。「好きだけ本を買っていい」が基本でした。パーティ的なことはしませんでした。それは原爆の日だからです。大勢の方々が命を奪われた日に、命を与えられたことに感謝あるのみですから。
 Open Campusで高校生の訪問がありました。

 帰宅後はありあわせの夕食をつくり、その後はNHKの平和巡礼2005(総合7:30)をじっと見つめていました。ワールド・ユース・オーケストラ「平和コンサート」の年齢層が平均年齢26歳の若さであったこと、「うましめんかな」が実際にあった事実をもとにしたお話だったこと、「川よ永久に美しく」では"川は焼けなかった"・"失われなかった"の繰り返しが心の奥に突き刺さるようにひびいてきました。最後にMake Our Garden Growでは"できることをひたすらにやるだけ”と繰り返し、畑を耕すという基本の努力をモットーに掲げて終わっていることに、賛同の力が沸きました。
 音楽の力・メッセージの力と司会役が初めに言っておりましたが、メッセージの力は、人の心を動かす言葉だと思います。この事を真剣に考え、心構えを正し、広い意味で文学の心を養わねばならないと考えています。
8/7
今日はもう立秋だと聞き来ましたが、どこも35度以上の暑さでした。アブラゼミ・ヒグラシなどはよるになって鳴き続けています。
 自家製の味噌(パパ味噌と呼んでいます)は塩分控えめまので、カビがはえると困ります。写真のようなプラスチックの容器を10個とこの半分ぐらいのおおきさで四角い容器も買ってきて 2つの味噌桶から小分けにして、みんなで15個を2つの冷蔵庫に入れてしましました。

8/8
夕刻郵便局の本局にいきました。 暑中見舞用の絵はがきが、数々の風鈴につりさげてありました。エアコンの風を受けて郵便局中の風鈴が合奏していました。

郵便局を出ますとすぐ左手前に新しいビルディングが建っていました。

ここから下関文化センターの横に歩いて行きますと、工事用の塀がつづいていて、コンクールに入賞した子どもの絵が沢山ありました。

8/9
畠からスイカでも穫ってきて食べようかとも思いましたが、仕事が山のように積もっていて、この仕事をやり遂げてからスイカでお祝いすることにしました。
Fax の器械のインクリボンが無くなり、新しいのと入れ替えようとしますと、手元に新しいのがありません。このリボンはNTTの会社までいかないともらえない種類のものです。やむなく明日まで待つことにしました。
この使い古しのインクリボンをほどいてみましたら、100m位はありそうなながさでした。丸めてもわかめのような弾力性があります。

8/10
まだ積み上げられた仕事がおわらないのに次から次へとしごとに追い立てられているうちに、夕方までお茶だけで食事なしでした。
Joeが親戚のお通夜にいきましたから、一人で夕食、つい食べ過ぎてしまい、少し歩いて見ました。キョウチクトウの赤色が暑さに負けずに頑張っていました。

眼下に展開する関門海峡とその背景の北九州の夕日に映えた山々が魅力的でした。

夜になってからは数々のe-mailの返事をかきました。今朝の高大連合のプログラムに参加しておられた近くの高校生からもe-mailを頂き、うれしくて元気がでました。
Jodieが教室に9時10分前に行きましたら、もうみんな教室にはいっていましたが、冷房がついてないところに、窓もあけないでいたのをたいへん気の毒に思いました。早速携帯で本部に連絡してつけてもらいました。今日は39度を超したところが近辺や四国にありました。
8/10
カンナ以外には庭に花が ありません。春と夏と秋を合わせたセットがきょうの食卓の花です。カラスウリの葉が勢いよくのびています。今年もこのカラスウリの花の写真を撮るつもりですが、いつ咲き出すのかわかりません。アメリカに学生さんたちを連れて行ってる内に、花が咲いてしまいそうです。


8/11
今日は朝から小郡市にある交通センターに行き、国際免許証を作って頂きました 。

途中、道の駅的なお店で徳佐のリンゴを使って焼かれたアップルパイ(小型)を買いました。甘さ控えめでリンゴがたっぷり入っていました。山口県にも美味しいリンゴ・ぶどう・スイカ・みかんなど北の果物と南の果物の両方の美味しい物が揃っています。

8/12
アメリカに行く長期留学生の出発が迫っているのにvisaがなかなか来ないので気になり、仕事に集中できないので、時々外に出て、畠をめぐってはプチトマトを食べたり、野の花を摘んだりします。山芋のつるが急に伸びてあちこちの木々に巻き付いています。気温が高くても、雨が降らなくてもぐんぐん伸び、その上無数にはなをつけているのは不思議な位です。この花が秋になるとムカゴになるのですね。

8/13
心配していましたvisaが来ました! passportののvisaのページにはカラフルなすかしがはいっています。これでいよいよ出発の雰囲気が盛り上がってきます。海峡花火の音が聞こえます。これから外に出て見てきます。

丘の上から見た花火です。


8/14
一日中積る仕事を必死になって片付けているうちに夕方になってしまいました。夕食の材料を買いにでかけるとき、裏薮の木が一部赤くなって風に揺れていました。暑さの中にも秋のきざしがあるのですね。

8/15
Joeが仕事の合間につくる宝物は今年から始めた畑の実りです。小粒スイカが2人で食べるのに理想的なサイズです。この間食べた甘いのは黒い縞のある小粒スイカでした。今日はじめて食べる緑色だけのスイカは中が黄色だと思い込んでいました。切ってみますと赤でした。甘さは「控えめ」というべきか、不足とでもいいましょうか。それとも「新鮮」がふさわしいかな。そんなことを考えているうちにJoeは縞のあるスイカをとってきました。
 Jodieは明日からアメリカに出張ですので、梨を出発の前に食べたいと思って昨日買ってきました。この種類の梨が好きなのです。明日の朝食にも果物をどっさり食べます。



8/16
8月16日の早朝に下関を出発し先ほどLos Angelesで入国手続きを済ませて、ただいま乗り換えの飛行機に乗ってアリゾナの上空を飛んでいます。あと2時間でインデイアナポリスに到着します。留学生たちもみんな元気です。

Indianapolisに到着してもまだ8月16日が続いています。本当に長い一日でした。ホテルに泊まったのですがねむりにつけません。
8/17
朝ご飯を空港内にあるStarbucksのコーヒーとブルーベリースコーンを食べてから、レンタカーのNertzまでシャトルバスでvanを受け取りにいきました。荷物をのせ、Terre Hauteにむかいました。Hwy465からInterstate Hwy70を西にまっしぐら。約2時間ぐらいで到着。早速四角いドーナツをどっさり買い入れてまずInternational Student Officeni, ID Card の作成、Chineseの昼食を食べてから、美しい森の中にあるカトリックの短大をおとずれました。

8/18
Indiana State Universityでは留学生のorientationが朝早くから催されていました。3畳ぐらいのおおきなスクリーンを3枚並べてたれさげられ、プログラムが大きく映しだされました。
生活面、学習面、健康保険、アルバイト、social security no. など役にたつおはなしがありました。

8/19
朝8時には留学生の仮住まいのLincoln Quad.に行き、引っ越しを手伝いました。数ある学生寮の中もかなり距離があり、vanで運びました。夜明けごろ猛烈な雷と雨がありましたが、雨はまだ降り足りなかった模様です。日中の暑さはまた格別でした。引っ越しのあとplacement testがあり、みんなはなかんか頑張っていました。主にwritingのtestだったようです。

夕ご飯もまだ寮の食堂で食べられない状態なので、夜Walmartに毛布を買いにいったときカップラーメンなどを買ってきて食べました。哀れなことでした。そのあと洗濯をするとのことでした。頑張れ!
こんなかわいそうな学生たちには申し訳ないのですが、Jodieの食べたものといえば、えび、かに、ロブスターのセットです。学生たちに申し訳ないので、写真を掲げるのは差し控えます。
8/20
留学生たちはパソコンで自分たちの受講する科目の先生の名前やテキスト名を調べ学内のブックストアで必要なテキストを購入しました。ほっと一息つぐと、おなかがぺこぺこ。日本的な食べ物でも買って食べようとしたものの、すぐ食べられるようなご飯系はみつかりません。

急遽Wendyでサラダ付きのハンバーやチキンを食べ、アイステイを飲みました。コバエが一匹入っていたのには驚きました。
8/21
いよいよお別れの日がきましたが、みんな仲良くしそうなので安心しています。みんな頑張ってくださいね。かわいきのこも応援しているみたいです。時にはe-mailをくださいね。

vanを一人で乗りますと80マイル/hr強になります。久しぶりに迷わず一時間でrental carの返却のところにつきました。雷雨にも合わず快適なドライブでした。ダラス行きのAAを待ちながら、からだを休めるようにしました。

8/22
世界で最も広い空港だといわれているDFw. 空港は何度行っても運転がむずかしいので、Terminal AにはいってしまってからBやCのターミナルに変えるけいこをしました。殊にアメリカン航空の国際便の発着はAターミナルで、同会社の国内便はCターミナルなのです。2時間ぐらい練習をして神経をすりへらしました。うろうろしていると、うしろから警笛を鳴らされてしまいます。でんでん虫道路が絡み合っているような迷い道です。
 Texas Woman's Universityへの学生さんが無事到着しました。今年度はこのTWUから2人の学生が梅光にやってきます。明日はこの2人に面談するつもりです。

8/23
テキサスはインデイアナよりかなり暑いです。リスも地面に腹をつけて体を冷やしています。州の木のpecanの実をあげますと近づいてきました。同じpecanをのせて焼いたpecan pieを久しぶりに食べましたが、相変わらず甘すぎで、今日のは特にpecanの実が少なすぎました。


8/24
TWUと梅光とのexchange programは1979年に始まりました。今年で26年たちました。その間一年も休まず梅光生を送ってまいりました。立派なビルデイングも増えました。

初期の頃にはJones Hallに梅光生たちが住みました。現在はHousing Officeや International Student Office などがlower levelsにできています。窓枠のあたりに昔の面影をのこしていて懐かしいです。

今日はここにあるInternational Student Officeで夕方6時から新入留学生の歓迎パーテイが催されまして、美味しいラザニアのごちそうされていましてJodieもいただきました。元留学生で勉強後ひきつづいてアメリカに住んでおられるかたがたの手作り料理でした。昔留学生の頃に受けた親切を後輩に伝えて行かれている美しい光景に感動をおぼえました。

8/25
テキサス州内でもちょっとお出かけとなりますと、片道2時間は走ります。今日はWacoという名前の町にToyota自動車でやってきました。Joe とJodieが20年も住んでいたところです。
Baylor 大学といってテキサスではもっとも古い大学で私共の古里の一つともいえるところなのです。

キャンパスはずいぶんおおきくなりすぎて、見慣れぬビルデイングが建ち並んでいます。live oakの枝が垂れ下がるように伸び広がっています。新館の数が多くてもこれらの木々が茂っているところでは、木の葉がくれに見えていかめしさがすくなくなります。

なんといってもこのPat Nefが昔からの建学の基になる建物です。

華氏100度の暑さでのどが乾きましたのでスイカを半分にし、スプーンですくいあげてたべました。
8/26
Jodieの第2の故郷のWacoに昨日やってきました。この町にテキサスで最も古い大学があります。名前はBaylor Universityで1845年に創立されました。ヴィクトリア朝の2大詩人の一人のRobert Browningについての研究資料はイギリスのどこよりも多いのです。この一人の詩人についての図書館があります。Armstrong Browning Libraryといいます。

その図書館の裏口から入りましたので、裏口の写真となりました。明日、できれば正面から撮り直したいとおもいます。この写真は黒々としておおきくなったLive Oakの木に感動をおぼえたので木を中心に写真を撮りました。今日はこの図書館に挨拶に行き、そのあとまた銀行にいきました。          梅光のドル基金を増やすために過去の留学生たちが寄贈してくださった大切なお金をドルに換え, 定期預金にしました。今は外国人が預金することは非常に難しくなっていますが、梅光は20年以上もアメリカの銀行に小切手口座を開いておりまして、留学生の寮費などはその口座から支払っていましたので、学生には送金手数料がかかりません。その長年の信用で定期預金をもできるわけです。定期預金の元金を引き落とさず、利息だけを学生のために使う基金とするのです。定期預金は4%前後の利息がつくのです。
8/27
2日前にアップしましたPat Neff BuildingはBaylor大学の元中心の建物でしたが、これよりも遥かに大きな建物が次々に建てられていました。最も目をひく建物はScience Buildingでした。その横にはStudent Life Centerが建っていました。Student Union Buildingというのはどこの大学にもあるものですが、このセンターから出てくる学生さんたちは、ニコニコしていて、日本人が温泉から出てきたよな顔つきをしています。



上の写真の右角にこの尖塔があります。

上の建物の右につづいているのが下の写真です。

この他、およそ10棟ほどブラゾス川に向かってキャンパスがのびています。 それらのうちJodieに最も新しいのが博物館と深夜球場です。以前から立ち寄ってみたいと思っていましたのがドーム体育館です。まっすぐなUniversity Parks道路を突っ走るとドームの横にでます。この道もキャンパス内にあります。


8/28
Armstrong Browning Libraryの表側です。Robert Browningの詩について研究するには資料が最もたくさんあるところです。JoeとJodieはこの中でBrowningの勉強をしました。日本におけるBrowning研究資料も日本のどこに行くよりも多く集めてあります。

左側の芝生にりすが「はい、ポーズ」をしてくれましたので、前向きの写真が撮れました。

8/29
朝はゆっくり休養し、食事も昼食から始めました。キャンパスからさほど遠くないところに、チェッコ系のVitekという小さな店があります。ここのBBQの美味しさは、知る人ぞ知るでその昔、Joe とJodieも並んで順番を待ちました。今もみんな並んで自分の注文できる番を待っていました。Jodieはこの店のBBQともう一軒Hickory Smokeというレストランの味を真似てきました。どちらもsecret recipeですので、作り方を教えてはくれません。
ソーセージとBBQ Brisketのお弁当をいただきました。1箱分$6:50でした。


午後からまた炎天干しの下、水のボトルを片手に、キャンパスの写真を撮り歩きました。やはりすごい建物はscience centerでした。今日はWaco Creek(キャンパス内を流れる小川)の方から、ビルの裏側から撮りました。

8/30
RANGER MUSEUMの庭をあるきました。平たい石を積み上げた垣根が続いています。子供が小さいとき手をつないでこの塀の上をあるかせました。


Rangerと言えば西武劇に出てくるrangerでお巡りさんの先輩のようなものです。
今晩は早く眠れるように散歩しました。明日は朝早く起きて、ダラスまで車で走り、カリフォルニアに飛びます。
8/31
Dallasから3時間と少しでFresnoに2pmに着きました。朝から何も食べずにいましたが機内のsnackとDr Pepperで大丈夫でした。これで今年もWaco生まれのDr Pepperの飲み納めとなります。

機内でDr Pepperの写真を撮るなんて、Jodieのことを変だなあと思っている乗客も周りにいたでしょう。JodieにはDr Pepperにまつわる話があるのです。バイバイ Dr Pepper!よ
Wacoよ、さようなら。


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