校歌石板正門の前の大きな石。中学生の時には一度も見なかった。鬼ごっこの陣地のためにあると思っていた。十五年ぶりの登校で最初に目に入ったのがこれだった。書いてある校歌を歌おうとしたが、忘れていることに気がついた。ああ、この石は戻ってきたぼくらのためにあるんだ。そう思った。
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