喫茶店など夢のまた夢

秋だねー。
今日の小平市は外の風がとても気持ちのいい日だった。葉っぱが木から落ち始めて、日もどんどん短くなって、どこか理由もなくもの悲しく、昔のことを考えてしまう季節なのだけど、今の時期がぼくは一年で一番好きだ。
この季節に外を歩いていると、よく思い出すのは小学校の帰り道。家が割と遠くて、近所に友達がいなかったので、たいてい一人で道草しながらとぼとぼ帰っていた。お金は持ってはいけない規則だったので、もちろん一文無し。よくジュースの自動販売機に温かい珈琲が登場したのを見て、「飲みたいなあ」と思いながら帰っていた。今は温かい缶珈琲は好きなだけ買えるようになったが、もう、あのゆっくりとした時間には決して帰れない。


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