Archive for 8月 2005


あの道はどこへ続いていたのか

8月 25th, 2005 — 9:58am

雲が高い。風が乾いている。そして、左右に無限に広がる平原の中を、どこまでもどこまでもまっすぐな道が続いていく。はるか地平線の彼方まで。
ぼくは十二歳。小学校六年生。アメリカのうらぶれた国道の脇に一人佇んで、じっとその道を眺めている。テキサス州のウェーコからインディアナ州のテラフォートへ向かう三日間の長い長い車の旅の途中だ。昼をはるかに過ぎ、何もない風景の中をもう何時間も走って、やっと見つけた道端のピクニックエリアで車を停めたところだった。
傍らでは母親が日本から持ってきたみそと、近所のHEB(スーパーマーケット)で買ったカリフォルニア米で即席の和食を作っているところだ。みそ汁はたき火を起こして鍋で煮る。ごはんはピクニックエリアの片隅のコンセントをちょっと拝借して、車に積んである電気炊飯器で炊く。本当は焼き魚と漬け物がほしいところだが、それは手に入らないので仕方なく薄切りのハムとピクルスがおかずになる。
実のところ、ぼくは昼ご飯にはハンバーガーかピザが食べたかった。別にインチキの和食を無理して食べたくなんかなかったのに、意見を無視されてしまったので、少しふくれている最中だった。まだ小学生になるかならないかの妹の方はごはんが好きなので、しきりに母親に「まだー、まだー」とうながしている。父の方はというと、ここまで乗ってきたぼろいレンタカーが根をあげかけているので、エンジンを点検中である。
誰も手入れしていないのでぼーぼーに生え放題の雑草を踏み歩きながら、ぼくは退屈なそんな午後の一時をつぶしていた。——とにかく何もない。360度、周りを見渡すときれいに一本、まっすぐな地平線が円でつながっている。家一軒建っていないし、車だって十分に一回も通ればいい方である。唯一、高圧電線の鉄塔だけが、これが二十世紀末だということを教えてくれるだけだ。ターミネーターという映画を観たことのある人なら、あのラストシーンを思い浮かべてほしい。一番近くの町でも百キロは離れている。たぶん一番近くの民家までだって、十キロはあるだろう。どこでもない場所のど真ん中だった。
そんなところにかすかにみそ汁の匂いがただよってくる。
きっともうすぐご飯だ。ぼくは食べられなかったハンバーガーにまだ未練を感じながら、ぶつぶつ文句を言って、それでもきっとおかわりなどするのだろう。食べ終わったらまた車に乗って、今日は夜中までずっと走り続ける。日本から持ってきたマンガはもう百回ぐらい読み返したし、近くのセブンイレブンで買ったアメコミもあらかた読み尽くした。いったいあと二日も、何をしてればいいのだろうかと思うと、途方に暮れる気がした。道はそれを嘲笑うかのように、蜃気楼の中へとひたすら伸びていく。
今朝、久しぶりにそんな夢を見た。
ぼくは子供の頃、両親の仕事の関係で一年の大半をアメリカで過ごした。しかも、全米各地を車で回らなければいけない仕事だったので、多くの時間はステーションワゴンの後部座席で、まだ幼い妹とケンカしながらの旅の日々だった。あまりお金に余裕があったわけではないので、泊まるのは安いモーテルか、下手したらマクドナルドの駐車場で仮眠。時には両親が交替で運転しながら二日も三日も走り続けることがあった。
今、振り返ると何もかもいい思い出になっている。でも、日本に友達を残し、好きなテレビも見ることのできない小学校のぼくには、ただ退屈で茫漠とした時間だった。そんな気分を具現化するように、走っても走っても途切れることのないまっすぐで変化のないハイウェイが憎く思えた。
実はこれを書いている今、還暦を過ぎたうちの両親はなんとその同じハイウェイを走っている最中だ。
そう。両親は今も同じ仕事を続けている。
昔のように一年を通して行くことはなくなったが、それでもほぼ毎年この時期にはアメリカまで飛び、レンタカーを借りて、いくつもの州を走り回っている。我が親ながら恐ろしいエネルギーだ。本当は妖怪人間なのではないかと思う時がある。
そんな両親のことが、なんともうらやましい。
あの時、センチメンタルジャーニーのサビをちゃんと歌うことのできなかった妹は、今では自分の子供を「マツケンサンバ」であやしている。妹は年々、母親に似てきているように思う。ぼくは東京の片隅で、こんな文章を書きながら、キーボードの打ちすぎで凝り固まった肩をぽんぽん叩いてほぐす毎日だ。ぼくもだいぶ父に似てきた。
もうステーションワゴンに四人で乗って、あの真っ直ぐなハイウェイを走ることはおそらく二度とないだろう。
それでも、夢の中では、ぼくはまだあのピクニックエリアに家族四人で立っている。
雲が高い。風が乾いている。そして、左右に無限に広がる平原の中を、どこまでもどこまでもまっすぐな道が続いていく。はるか地平線の彼方まで。

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ひとことワンパラ005

8月 24th, 2005 — 1:30am

よく夢を見て夜中に飛び起きると、「これをネタに話を書こう」と思うのだが、朝になると全部忘れてしまう。
そこで、枕元にメモ帳を用意しておいた。
これで夢の内容を書き留めておける。
翌朝、メモを見たら、「ニセ大根 六本 ペストで死亡」と書いてあった。
未だに自分が自分に何を伝えたかったのかが分からない。

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史上初! ゲストワンパラ

8月 19th, 2005 — 12:05am

今年はいろんな珍しいプレゼントを誕生日にもらいました。ちょっと総括してみましょう。
・まず妹からゲームソフトに見せかけた○○NETWORK 特製DVD。(注:その後、追加のプレゼントとしてガンダムミュージアムで買ったTシャツももらった。セイラが「この軟弱者!」と言いながらこっちをぶっているデザインのやつである。たくさんのTシャツがあったそうなのだが、どうしてもこれを兄に贈りたかったらしい。)
・ぼくの「萌え」要素を全部含んだ集大成のようなイラストをひらやんから。その次の日、それに付属するシチュエーションの脚本がねこぞうから届く。
・ぼくがカラオケでTMネットワークの「LOVE TRAIN」を熱唱している似顔絵をたかさんから。(名刺にしました)
・実家の父から「近くに新しくスーパーができたから」というよく分からない理由で、大量のジャムとチョコチップ(製菓用)が誕生日に届いた。これをどうしろというのか、まったくの謎です。
どのプレゼントも本当にうれしかったのですが(マジですよ)、冷静にこうして書き並べてみると、少し人生を真剣に考えるべき時が来ているような気がしてなりません。
そんな折、遅れてプレゼントがひとつ届きました。
送り主は十年来の知り合いで、ぼくにとっては姉のような存在の「すーちゃん」からです。
姉と言っても、お母さんが病気の時に代わりにご飯を作ってくれるような良い姉ではなく、定期的に弟の部屋に忍び込んでエロ本を見つけ、それをネタに弟をゆすろうとするようなタイプの姉です。
実はすーちゃん、大変優秀な看護師さんでもあるのですが、いったい何をトチ狂ったのか、八年ほど前にオーストラリアへ移住してしまい、今は向こうの病院に勤めています。(金髪の男性に弱いのが主な原因だと推測されます。)何がすごいかって、すーちゃんはオーストラリアへ渡った時には「マクドナルド」を英語で発音できないような人だったのですが、その後、独学ですっかり英語をマスターして、向こうで病院勤務のための資格を取っているのです。ちょっとシャレでできるような行動じゃないんですが、それを「ちょっとオーストラリアへいってくる」と言う一言でやってしまうあたりが実にすーちゃんなのです。
で、時々向こうからこのサイトを見てくれているようなのですが、ここ最近のワンパラの話題を読んでいて、「自分も何かプレゼントを送らないといけない」と思い立ったらしく、ぼくが更新を一回休めるようにワンパラを一本送ってきてくれました。「なんて親切なんだ」と思ったのですが、けっきょくこうして一回分のワンパラを書いているので、あんまり意味はないかもしれません。
どうやら英語に関する話みたいです。
身ひとつで外国に渡り、たった一人で英語を完全にマスターした根性のあるお姉さんの話です。
それではMOBS史上初のゲストワンパラをどうぞ。
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【いや〜ん、いや〜んは嫌のうち】
海外生活にもだいぶ年季がはいってきた。最近では夢も英語でみる。買い物も、外食も、銀行などの公共の手続きも英語で行う。テレビのニュース番組も英語だ。書類などの提出物もいっちょまえの顔をして、難しいことが書けるようになった。それでも、未だに大の苦手なことがひとつある。
「否定形」での会話だ。
否定形で質問をされると、どんな簡単なことでも、答えるまでにまぬけな間が空いてしまう。
「寒くないの?(Aren’t you cold?)」と聞かれると、「うん、寒くないよ (Yes, I’m not)」と答えてしまう。これは英語としては変だ。あわてて「ううん、寒くないよ (No, I’m not)」と答え直したりしている。
本来、英語の否定形ほど簡単なものはない。どういうように聞かれようと、とにかく否定する場合はno、肯定する場合はyesだ。だから「寒いのか?」と聞かれようが、「寒くないのか?」と聞かれようが、とにかく「寒くない」のであれば、迷うことなく「No, I’m not cold.」、寒ければ「Yes, I’m cold.」でいいのだ。日本語を知らない英語圏の人にはなんでこんなことが難しいのか、見当もつかないだろう。だから、「Yes, I’m not.」というような私の返事を聞くと、こちらの人は10人中10人が怪訝な顔をする。
考えてみると、日本語は不思議な言語だ。「うん」でも「ううん」でも否定に使えてしまう。
「寒くないよね?」と聞かれれば、「うん、寒くないよ」とも言えるし、「ううん、寒くないよ」とも答えられる。たとえ英語のネイティブスピーカーが日本語を流暢に話せるようになったとしても、「寒くないよね?」と聞けば、「はい、ワタシは寒いです」、もしくは「いいえ、ワタシは寒くありません」のどちらかしか答えないはずだ。「うん、ワタシは寒くありません」とは間違っても答えることはないと思う。このような肯定と否定の混ざった文は英語で考える人たちの頭の中にはないのだ。英語ではYesはYes、Noはnoなのだ。
つまるところ、何が言いたいのかと言うと、日本語でなんとなく色っぽい響きのある「いやよ、いやよも好きのうち」は、英語ではあり得ないということである。これは外国に行くみなさんにはぜひ憶えておいてほしい。何しろ、私もここ一番の時、これで失敗して、未だに独身を謳歌しているのだから。

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島流しワンパラ

8月 12th, 2005 — 2:46am

ちょっと前からアップしようかどうしようか迷っていたワンパラがあったのですが、考えた末にとある薄黒いサイト(あえてリンクははりません)の方が似合うネタかと思い、押しつけてみました。そしたら、今日アップされているみたいです。
35歳の大人として、これはあまりにも無責任で身勝手な行動だと思います。作家として、自分の書いたものに責任を持つべきだと思います。大変反省しています。
だから罰として、今晩は「零〜刺青の声〜」をやらずに寝ます。
おやすみなさい。

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とどめかも。

8月 10th, 2005 — 1:15am

数日前の妹からのTM DVD、一昨日の萌え絵、昨日の萌えシナリオに続いて、さっきメールを見ていたら、tt-officeのたかさんとあやさんからとどめのプレゼントが届きました。
やけくそで、当分これ名刺の裏に載せようと思っています。
会う人全員に「TM好きなんですか?」と聞かれると思いますが、覚悟の上です。

ちなみに着ているのはスパイダーマンのTシャツ(三枚持ってます。大ファンです。)、後ろで止めているのが、たぶんねこぞうです。
これでもう、当分メールも書き込みもなくなるのではないかと思っています。

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さらに経験しないこと

8月 8th, 2005 — 7:02pm

昨日のワンパラでひらやんからもらった萌え絵を紹介して、
「そうそう人生そんなことない」と書いたところ、
「そういうこと」が続けておきました。
このイラストを見たねこぞうが、すぐにイラストの前後で起きているであろう
シチュエーションを短いシナリオにして送ってきてくれました。
なんか、いつの間に名前までついているんですが……。(しかも名前もちゃんとぼくの萌え属性をつかんでいます。)
性格の部分が補完されていて、より萌えバトンの回答に近づいています。
でも、こういうものを次々に誕生日にもらう自分が、なんとなく心配になるのはぼくだけでしょうか。
以下にそのシナリオを引用しておきます:
 ————————————
『萌出づる、春』
※RDのひらやん絵を見ながらお読み下さい。
登場人物:
真由=大学二年。東京に上京し、バイトしながら学生生活を送っている。
和貴=大学四年。就職浪人中の真由の先輩。年下の恋人(真由)と一緒に暮らし始めたばかり。
アパートの一室。後から引っ越してきたらしく、女性ものの服やポーチが部屋の隅に積まれている。その脇にまっさらの化粧机があり、女の子がそこからヘアゴムを取り出して、髪の毛をさっとまとめている。後ろに座っていた男が、その姿にふと目を留める。
真由「よっ……と。これでよし」
和貴「あれ? 真由ちゃん、髪くくってたっけ」
真由「んー、普段は下ろしてんの。ゴハン作る時とか課題やる時だけ、邪魔になるからこうしてる」
和貴「へぇ……なんか感じちがうな」
 和貴、まじまじと真由のまとめられた後ろ髪を見る。
真由「なに、新鮮で可愛さが増した? それとも動作がセクシーとかって、ぐっときた?」
和貴「そ、そういうのじゃないよ」
真由「まあまあ。分かってる分かってる。こーいうの好きだよね、男はね」
 悟りきった表情で、真由がぽんぽんと和貴の肩を叩く。和貴、呆れてため息を付く。
和貴「真由ちゃん……どうしてそんなに性格が悪いんだ。せっかくかわいいのに、そのしっぽも」
真由「こんなんでかわいーとか言われても嬉しくないっつの。それよりもうすぐアニキたち来るよ。用意しといた方がいいんじゃないのー? あたしお茶煎れるけど」
 ————————————
観念します。
ロリー、でもトローリーでも……もう、なんとでもあだ名つけてください。

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そうそう経験しないこと

8月 8th, 2005 — 12:19am

三十五回も誕生日を迎えていると、時々想像もつかないような変わったプレゼントをもらうことがあります。
今年はそんな年。——何やら不思議なものをいろいろもらいました。
しかし、その中でも極めつけはなんといっても、RDのイラストレーター「ひらやん」がくれたこのプレゼント。
「萌え絵」。
ちょっと前のワンパラで、ネット上を回ってやってきた「萌えバトン」に回答したのですが(萌えバトンはその後、ねこぞうのとこに行って、お祭り状態になっています)、その時のぼくの回答を読んで、ひらやんが萌えディテールをつなぎ合わせて、なんと「向山が一番萌えると思われる理想の女の子」をイラストにしてくれました。
ちなみに「萌えバトン」の質問の中には「萌える作品」というのはなかったので書いていませんが、「ひらやんのイラスト」というのが実は今、ぼくが最も大好きな「萌える」作品でもあるので、これはぼくにとってすごいことなんです。
「イラストをRDのトップにアップしたので見てみて下さい」とひらやんからメールをもらって、さっそく見に行ってみると……
……恐るべし、ひらやまねむぞう。
正にピンポイント爆撃!!
なぜそんなに分かる! 
またメールがこなくなるのを覚悟で書くが、怖いほどモロに当たっているぞ!
しかし、自分の「萌え」趣味に合わせるためだけに、イラストレーターに絵を書き下ろしてもらった経験がある人なんてこの世に何人いるだろうか。なんとも贅沢な話です。
そんなわけで、ひらやんに許可をもらってここで紹介させてもらうことにしました。
下にリンクを貼っておきますが、イラストを見る前に、こちらのリストで復習しておくと、尚笑えます。
【ぼくの萌えバトンの回答】
(1)萌え属性
きつい性格の人。外見的には美人よりもかわいい方が好み。童顔だと+1点。小柄だとさらに+1点。
ことあるごとに意見が対立するような人にむしろ惹かれる。基本、妹属性。
(2)萌え衣装
黄色、ピンクあたりのパステル系のセーターはなんか中学時代以来ときめくものが。
20歳以下の場合なら乙女袖も+1点。
ぴたっとした服は苦手傾向あり。全体的に夏服より冬服萌え。そのせいか物語の季節を冬に設定しがち。
(3)萌え小道具
(4)の答えに関連して、髪の毛用のシンプルなゴムバンドとか。キラキラしてるギャルっぽいのはだめ。
(4)萌え仕草を答えよ
仕事などを始める際、長めの髪をささっと後ろでくくる手慣れた仕草。
鏡とかなくても、人と話しながら、きれいにささって出来ちゃうと、何か「女の人だなあ」と思っちゃう。
さて……これを具現化するとどうなるかは、こちらをご覧ください。
このプレゼント、たぶん一生忘れられない気がする。

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セルフコントロール〜♪

8月 3rd, 2005 — 2:21pm

今日のワンパラを理解するためにはいくつかの専門的な知識が必要になります。
まず:
1、ぼくの妹は子供の時にある有名バンドの大ファンだったことがあり、そのことが今ではちょっと恥ずかしいと思っている。
(妹から「バンド名言うな」と言われているので、いつも「レボリューションじゃない方のTM」とだけ書いています。)
2、そのことを黙っているように念を押されているのに、たびたびワンパラのネタに使っている。
3、ぼくはもうすぐ誕生日である。
4、以前から妹に「ほしいものある?」と聞かれて、nintendoDSの「アタリミックス」というマニアックなソフトがほしいと答えている。
5、nintendoDSは最新の任天堂製、小型ゲーム機。「アタリミックス」とはアメリカの伝説のゲーム会社アタリ(何度も潰れては、そのたびによみがえることで有名)の往年の名作ゲームを一本のソフトに集めたもの。先月発売されたはずだが、よほど売れていないのか、未だに店頭で見たことがない。
6、妹はTM話を暴露されたことに一矢報いたいと常々考えている。
以上のことを踏まえて、先日、スタジオ宛にヤマト宅急便が届いたところから今日のワンパラは始まる。
差出人は妹。小さな、ひらべったい箱である。内容物の欄にしっかり「アタリミックス」と書かれている。
はんこを押しながらも思わず少し笑み。こういう自分で買うと少し自己嫌悪してしまうが、人からもらうとちょうどいいプレゼントというのが、もらって一番うれしい。ちょうど何かゲームがしたいと思っているところでもあった。「アタリミックス」の話はずっと前に妹に電話でちょっとしただけだったので、良く憶えていたなと感心しつつ、箱を持って二階へ。
ちょうどnintendoDSがどこかへいってしまっていたので、箱を開ける前に小一時間探して、やっと引き出しの奥に転がっているのを見つける。準備が出来たので、おもむろに箱を開封。バースデーカードが入っていた。

妹と、妹の旦那さんからのメッセージが書いてあった。しばし、ほのぼのとカードを読む。そして、箱の中に手を突っ込むと、エアパッキンにくるまれた厳重な品物が。まあ、確かにゲームも精密機械なので、保護してもらってうれしい。それにしてもけっこうしっかりくるまれている。
気をつけてエアパッキンを開けると、中から何やら銀色のパッケージが。


なんだかえらく斬新なパッケージ。さすがはアタリ。「ここまでやるといさぎよいな」などと思いつつ、期待は高まり、銀色の袋の上部を開封。中のプラスチック製の箱を引き出す。

……。
しばし、言葉を失う。頭、混乱中。
もう一度銀色の袋を見る。よく見ると、文字がどう見ても手書き。
良く見ると、プラスチックの箱の下部に何やらシールが貼ってある。

TM TAPE!!
本日の教訓:あからさまに内容物にプレゼントの品物が書いてある場合、何か怪しいと思うべきである。
注:写真の中に一部、妹に言うことを禁止されている表現が含まれているため、モザイク処理をさせていただきました。

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