Archive for 6月 2001


大阪を日本の首都に

6月 22nd, 2001 — 3:33am

大盛況のかおぞう個展があるというのに、先週末は大阪に行くことになっていたので、けっきょく最終日まで行けそうになく、ちょっと申し訳ない気持ちなのですが、大阪に行くついでについに行ってきましたUSJ!!

本当は半日だけのつもりが、あまりにおもしろかったので、最後の日に無理やり予定をずらして、一睡もしてないというのに、朝一番からもう一度行ってきたぐらいに楽しくて、だーい感激!思わず口調が十代の女の子になっちゃうほどるんるん。ウェブじゃなかったら、文字まで丸文字になっちゃってるかもしれないほど最高。(本来ここにハーとマークが入るが、マックの改行コードでハートマークを打つとウィンドウズで文字化けするのでパス)
一旦家に帰ったら、おそらく二度と倉庫から出すことがないようなおみやげまでたくさん買い込んで(例:バックトゥザフューチャー・ミニスケボー)、まだ心は半分大阪に残っています。今回大阪、はじめて行ったのですが、都会にも関わらず温かい町で、道を聞いたらみんな教えてくれるし、あたりまえのように屋台のおじさんがたこ焼き一個おまけしてくれるし、ホテルのフロントの人は親切だし、何よりもUSJはあるしで、本当にいいところでした。

決めました。
これからはぼくの中では日本の首都は大阪です。

コメントは受け付けていません。 | 出来事

アメリカ人はすごい

6月 10th, 2001 — 3:32am

 アメリカ人はすごい。
 どのくらいすごいかといえば、ぼくの知り合いのアメリカ人には家族六人での合計体重が1トンを越える家がある。

 アメリカ人はすごい。
 例えばマクドナルドのチーズバーガー。
 思い浮かべてもらうとわかるが、あれは肉とチーズに調味料をかけただけの至って簡単な食べ物である。日本人の感覚からすれば「きちんとした食事」にはほど遠い、まあ、良く言ってスナックである。しかし、アメリカ人にはマックに行って、チーズバーガーを注文するときに「野菜抜き」と注文する輩がいる。「おいおい、君。ちょっと一本打ちすぎたね」などと突っ込もうとしていると、店員がそそくさと注文伝票に「ピクルス抜き」と記している。――おーい!! 君たちにとって、あれは野菜なのか!? 
 ちなみに米国でビッグマック発売当時のキャッチコピーは「一皿で全食品の入った完全食」で、同商品は健康食として売り出された。

 アメリカ人はすごい。
 ぼくの小学校時代の友達のレジーは貴の花が華奢に見えるほどのデブで、昼食時には毎回ペプシの1リットル瓶をラッパ飲みして、たまにおかわりでコーラも飲んでいた。

 アメリカ人はすごい。
 同レジーは座っただけで便器を壊したことがある。

 アメリカ人はすごい。
 典型的な小学生の昼食の弁当は「ピーナツバター&ジェリーサンド」といって、生の食パン二枚の間にピーナツバターとイチゴジャムをたっぷり挟んだシロモノである。

 アメリカ人はすごい。
 何がすごいかって、もしこのコラムを読んでも、あたりまえすぎてたぶん何がおかしいのかも分からない。「そりゃ、便器だって座ったら壊れることぐらいあるだろう。」
 ない、ない。

コメントは受け付けていません。 | エッセイ, ネタ

夏の始めに

6月 9th, 2001 — 3:31am

 と、いうわけで再び夏です。
 子供の時の夏は今と違って、それはもう一日が途方もなく長くて、平均だいたい36時間ぐらいあったので、一日がゆっくり過ごせた。特に夏休みが始まってすぐの数日は本当に長かった。どのくらい長かったかというと、夜寝るときには、朝起きたのが三日前になっているほど長かった。
 日曜などは起きて、寝床で「リングにかけろ」全巻を読破してから朝ご飯を食べ、朝のアニメを三本ほど見終わってから、近所の子供と廃品回収をすませ、草野球を一試合しても、まだ昼過ぎだというぐらいのものである。それが今だと日曜日は朝起きて……
 ……朝起きたらだいたい昼である。
 夕方なんかだともっと長い。今はもうファミコンやらインターネットやら合法ドラッグやら、小学生の娯楽もずいぶん広がったので退屈する暇などないと思うが、僕の時はまだビデオもなかったので、テレビのアニメが終わってしまうと、もうあとはすることが何もなかった。せいぜい壁の模様を数えたりとかして暇を潰すぐらいである。
 当然日が暮れてからの外出など厳禁だし、電話も五分以上していたらしかられるので、友達と遊ぶことなど考えもしない。メールも携帯もある今と違って、この時間帯、子供はもう家の中に隔離されていて、朝がくるまで外界と断絶状態だった。
 だからこそ、夏、たまに近所の誰ともなく「花火をしよう」と言い出す人がいると、子供は大喜びで外に出た。日が暮れてから友達と会って遊べるのは、すごく特別なことに思えて、くたくたになるまで騒いだ覚えがある。他愛もない線香花火が盛大なショーに思えた。
 でも、そんな光景も最近はあまり見かけない。今、ぼくの近所では花火は「危険物」なので、やってはならないことになっている。もしかしたら今は花火を鑑賞するソフトとかがあって、それをみんなで眺めているから十分なのかもしれない。
 夏が夏でなくなってきたように思えるけど、それでもまた、夏です。
 いい夏になるといいな。

コメントは受け付けていません。 | エッセイ, 思い出, 挨拶

今日は金曜日だし

6月 8th, 2001 — 3:29am

 一人勝ちだ。
 何が、といえば、それはもうマクドナルドに尽きる。
 とにかく常軌を逸した安さで、平日の昼間はどこの店舗も人で埋まっている。この大不況の時代、あの値段で昼食が食べられるのは確かにぼくら一般庶民にとっては夢のような話――何しろハンバーガーが80円なのである。80円!ちょっと落ち着いてこの値段を考えてみてほしい。今現在80円で買えるものに何があるだろうか。
 ポテトチップスやアイスクリームはおろか、ジュース一本買うことができない!携帯電話なら辛うじて挨拶するぐらいの時間である。長距離ならそれさえできないかも。ぼくが今ぱっと思い付く80円の食べ物でマック以外のものといえばもろこし輪太郎ぐらいである。どおりで一人勝ちするはずだ。
 そもそもなんでもかんでも値上がりしていくのが世の常だというのに、三十年前の創業の時の価格を下回ってどうする、マクドナルド!
 まあ、しかし、値段が下がること自体はいいことだし、それで利益もどんどん上がっているというのだから、素晴らしい企業努力だと言うのも確かかも知れない。問題はその他のハンバーガーショップを見たときについつい心が痛んでしまうことだ。
 特に大打撃を食らっていると思われる、マックが葬り去った季節商品を必死にぱくって出すヨークシャーテリアと名前がちょっと近いお店や、「早い台所」という間違えた形容詞と名詞の組み合わせを名前に持つお店などが、必死に対抗して値段を下げようとがんばっているのを見るにつけ、涙を禁じ得ない。できることなら政府もそろそろなんらかの形でトキと同様に保護を検討してほしいぐらいである。それまではとりあえずぼくらだけでも奮闘する「その他」のチェーン店を少しでも利用してあげようではないか! 不況だからこそそれくらいの心の余裕があってもいいのではないだろうか!今こそぼくらの価値基準が試されている時なのではないのか!?
 あ、そろそろマックが閉まるんで、今日はこのへんで。

コメントは受け付けていません。 | 食べ物・飲み物

「童話」関連のニュースを

6月 6th, 2001 — 3:27am

「童話物語」関連の新しいニュースを二つほど。
 すでにスタジオのトップには発表してあるのですが、来る6月11日から二週間、銀座のギャラリーで童話物語のリトグラフを集めた宮山香里のリトグラフ展、「Klaushiere: A View」が開催されます。このタイトルは直訳すれば「クローシャ:ある視点」 となり、文字通り、物語の中で描かれているクローシャの風景とは多少異なった視点から描き直された「もうひとつのクローシャ」、そして「もうひとつの童話物語」の絵です。宮さんが「童話」の作業を終えてからの二年間、彼女にとって新たな画材であるリトグラフに初挑戦して賢明に作り続けてきた記録でもあります。挿し絵のパステル画よりも、一枚の「絵」としての構図やおもしろさを追究した二十枚のリトグラフはどれも独特なクローシャの「視点」です。
 一カ所のみで期間限定の個展なので、東京周辺の方しか難しいと思いますが、もしよろしければぜひお誘い合わせの上、お越し下さい。当日はリトグラフの販売も行われるはずです。このリトグラフの作品集は今のところ出版その他の予定はありませんので、手に入れたい方は最初で最後のチャンスになるかと思います。どうぞお見逃しなく!

 もうひとつのお知らせは「童話」の文庫版の発売日が決まりました。7月5日です。上下巻同時発売予定で、確か一冊900円ぐらいだったかな? 間違えてたらごめんなさい。文庫としてはけっこう高いと思うのですが、カラーの挿し絵や世界地図などを収録している都合上、どうしてもこの価格設定になってしまうことをご容赦下さい。上巻には一章分ぐらいの長さの「資料集」が新しくついています。これですべてというわけではないのですが、「童話」を書く際に使っていた資料の大半は収録しています。一部、クローシャ語の辞典などはわざと収録からはずしましたが、それは謎のまま残る部分もあっていいかなと考えたためです。
 この資料集、中盤の「歴史」の項目はちょっとした物語仕立てになっていますので、読んでもけっこう楽しいのではないかと思います。ほかにもクローシャの食べ物や文化、気候、宗教など様々な項目について詳細な説明が載っています。「童話」を読むのに必ずしも必要なものではないのですが、あとで読んでみると、いろいろ本編で少しだけ触れられている部分の背景が分かっておもしろいかと思います。よければご覧になって下さい。全国の書店で来月の五日に発売です。その月は幻冬舎文庫から一冊しか出ないはずなので分かりやすいかと思います。
 それでは近々また更新にあがります。
 早くも夏バテの向山でした。

コメントは受け付けていません。 | お知らせ, 小説

Back to top