Archive for 4月 2000


新聞は間に合っています

4月 26th, 2000 — 1:50am

それがどの程度意外なことなのか自分では分からないが、実はぼくがとっている唯一の新聞は「日経流通新聞」だ。会社や学校で見たことがなければその存在自体知らない人の方が多いと思うので、一応説明しておくと、週に三回発行されているこの新聞は日本中の商売と流通の情報が掲載されているいささかマニアックな新聞で、一般のニュースは一切載っていない。「流通」というと肩ぐるしいイメージがあるが、その内容はファミレスの新メニューや各社の新製品、現在の商品の売れ行きなど、まったくつまらない一般の日本の新聞に比べると、やたらと娯楽性が高い。この新聞でしか手に入らない情報も多い。(ポッキーのチョコが実は少し薄くなった、とか)ネットの普及によって一般のニュースはいくらでも手にはいるようになった今、こういった個性のある新聞に乗り換えていくのもおもしろいように思う。

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ぴーっ、がーっ

4月 25th, 2000 — 1:49am

下関支部長:
225、1600時。強敵(「とも」と読む)より入電。地方都市にてDr Pepper(「ブツ」と読む)入手不能につき、アルコール制依存症方面へばく進中。至急応援頼む。以上。どうぞ。

東京本部:
(ぴーっ、がーっ)えー、了解。本日深夜、7-11(「前線基地」と読む)より補給物資500ccボトル四本をヤマト宅急便(コードネーム」「クロネコ」)により発送。一両日中に下関支部に到着予定。以上。どうぞ。

下関支部長:
了解。応援を感謝する。懸案の「ゲーム機さっさと送ってくれ作戦」(「オペレーション64」と読む)は遂行されたのか。以上。どうぞ。

東京本部:
(ぴーっ、がーっ)遅れてすまない。同時に発送した。以上。

下関支部長:
って、おれこんな会話した憶えないぞ。

東京本部:
そりゃ、そうだ。今、作りながら書いてるもん。

下関支部長:
そうか。納得。(ぴーっ、がーっ)

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イラン枕

4月 22nd, 2000 — 1:48am

月曜日締め切りの装丁に追われるねこぞうに頼まれて「ねこつう」を二日分ほど代わりに更新してきた。(イラン枕)ところがぼく自身も同じ仕事で裏方をやっているため、いろいろな編集作業をやっているうちに昨夜気がつくと夜が明けていて、久しぶりに大夜更かしをしてしまったことに気がついた。(これが習慣化してしまわないように気をつけないといけない。数ヶ月もかけて朝型にした意味がなくなってしまう。)で、寝ようと思ったら(イラン枕)ワンパラを更新していないことに気がついた。他人のコーナーを更新しておいて自分のコーナーを忘れていれば世話はない。なんとか書こうとして寝床で打ち始めたものの、朝、目が覚めると一行目の「装丁に追われ」で力つきていた。そのあと、勝手に手がキーボードに当たっていたのか、寝ぼけてやったのか、「イラン枕」という摩訶不思議な呪文のようなものが打ち込まれていて、よりいっそう早く寝ようと心に誓った。(イラン枕)

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果てしなき野望

4月 21st, 2000 — 1:47am

いえね、好きなんですよ。何がって、あんさん、氷ですよ、氷。えっ、縁日とかで売ってるあれかって?バカいっちゃいけねえ。あんな甘っちょろい子供のくいもんと一緒にしないでくんな。氷ですよ、氷。透明に澄んだ氷をこうバリバリと口の中でかみ砕くんですよ。すると、しゃりしゃりの氷の破片が口ん中で溶け崩れていく。水道水で作った氷――ありゃいけねえ。まんなかに白いカルキが溜まってやがる。家で作るならミネラルウォーターから作らないとね。あたしなんかもうこの方、冷凍庫に氷を欠かしたことはありゃしません。ちょいと喉が乾くとトレイをひねって飛び出した氷をぱくっと――ああ、もうたまんないね、こんちくしょう!しかし、あーた、やっぱり最強にうまいのはなんつったってマックの氷さね。あそこは氷ん中に空気の泡閉じこめてっから、もう最高にしゃりしゃりと来たもんだ。なあ、あんちゃん、あたしの夢を教えてやろうかい。そうだよ、いいカンしてるじゃねーか。その通りだよ。いつかマックの製氷器を手に入れることさ。まあ、そういうこって、達者でな。

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クレジットが長い理由

4月 20th, 2000 — 1:45am

振り返ってみると、この十年ずっと出版界の隅で生きている。

本を作るという仕事に関してはほぼすべての役割を何らかの形で何らかの時期にやってきた気がする。小説、エッセイ、コラム、解説、批評の執筆、翻訳、デザイン、レイアウト、DTPオペレーター、校正、編集、企画、製作、時には営業や広報や売り子までやっている。

インタビューする側もされる側もやったし、点字の本の制作にも関わった。規模では10部しか出ないコピー本から数万部の一般書まで様々だ。本当に勉強になった。でも、それは各技術を習得できたという意味ではなく(けっきょく全部中途半端なままである)、どんな仕事も真剣に最高のことをやろうとすれば難しさに上下がないということだ。そして、一冊の本が完成するにはそのどれひとつが抜けてもいけないし、軽視されてもいけない。お金をもらってやる仕事に簡単なものはないということを腹の底から教わったことである。たぶんこれが一番大事なことのように思う。

そんな理由からうちのスタジオの作品では小説でもなるべく多くの関係スタッフをクレジットに掲載する方針をとっている。今後も誇りを持ってそうしていきたいと思う。

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マイブーム

4月 19th, 2000 — 1:44am

ある特定の食べ物が自分の中でブームになることってありますか?ぼくはよくあります。過去にブームになった主な食品:

カレーパン
同様の形状と似た味の「ピロシキ」も含む。近所のパン屋で朝、わざわざ揚げたてのカリカリを探しに通っていた。

モステリヤキバーガー
夜中とかに突然目が覚めた時、無性にこれが食べたくなる。なぜかは不明。何かしら薬物の混入の線が濃厚。

鉄火巻き
特に小僧寿司の手巻き。かつて学校帰りに半年間毎日一本買って歩きながら食べた記憶がある。火曜日がエビきゅうの日と自分的に定められていた。

このほかにもめんたいスパ、トースト、エビピラフ、オムライス、焼き鳥、肉うどん、魚肉ソーセージなど三十年の人生の中で様々なマイブームがあったが、こうして並べてみると、まるでお子様ランチのメニューみたいで、とても頭が悪いことに気がついた。

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書けなかったルール

4月 16th, 2000 — 1:43am

800の「人生のルール」で何らかの理由でボツになった案(理由を考えてみよう!):

・下痢とくしゃみはもっとも起きてほしくない時に発生する。
・成功は失敗の母。
・締め切りの前の日はシステムクラッシュが起きやすい。
・寝る前はエッチなことを考えていると安眠できる。
・み○もんたは一度息の根を止めるべきだ。
・藤○プロは版権にうるさい。
・基本的に女の人はきれいなホモセクシャルが大好きだ。

・男は世界一それが苦手だ。
・何を書いてもなんらかの差別になる。
・もてたい時には絶対もてない。
・もてたくない時には気持ち悪いほどもてる。
・男は頭が悪い。
・いや、ほんとに。
・女性の考えていることを推測するのは無駄だ。
・ものすごく無駄だ。
・分かった試しがない。
・いっそ、さいころでも振って決めた方がいい。
・「機嫌いい」「さみしい」「ケーキ食べたい」とか書いてあるやつ。
・えい。
・あ、「バカじゃないの」が出ちゃった。

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ビルくんの悪戯

4月 15th, 2000 — 1:42am

ぼくの知り合いのビルくんはすごく性格は悪いのですが、自宅の駐車場が足りなくなったのでボリビアを買おうかと思っているような大金持ちです。ビルくんはコンピューター業界を独り占めしようと企んでいたのですが、政府に目を付けられて最近すごくいじめられているので、とてもとても不機嫌です。このままでは彼の収入が下がってしまいます。今までは年収でアフガニスタンが三つぐらい買えたのに、今年からは二つしか買えません。そこでビルは得意の弱い者いじめで気を晴らすことにしました。お金がないのでいっしょうけんめいお金のかからないホームページをコツコツ作っている大衆にいやがらせをして遊ぶことにしたのです。Internet Explorerの 最新版のデフォルトのフォントが異常にでかく設定されているのはこのためです。せっかく4.0や4.5に合わせて自分のページをいっしょうけんめいデザインした人たちがブラウザを立ち上げたとたんに悲鳴をあげるのを聞くのだけが今のビルくんの楽しみです。くやしいのでまたネスケに乗り換えようかと考えています。

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ねこつうの読み過ぎ

4月 11th, 2000 — 1:41am

ルージャン×サンプ本の話題でつい思い出した頭の悪い話がある。まだぼくがサッカーに夢中の純情な小学生だった頃、当時当然のようにみんなが読んでいた「キャプテン翼」をぼくも毎週ジャンプで読んでいた。確か、単行本も最初の数冊持っていた記憶がある。ある日、友達に誘われてデパートの片隅で開催されていたコミケに遊びに行くと、「キャプつば本あります」と書かれたブースがあって、そこだけは人だかりができていた。混みすぎてちゃんと中身を見ることができなかったので、とりあえず一冊買って帰って、家でゆっくりと開いてみた。すると、それは確かにキャプテン翼の本だったのだが、いきなり最初から日向小次郎が翼にタイガーショットを決めていた。まだそれがいったい何をしているのかもよく分からなかった当時のぼくだったが、それ以来、キャプテン翼の単行本は買わなくなったことだけは確かである。

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おしゃれ国家陰謀説

4月 7th, 2000 — 1:39am

オヤジの汚名を受ける覚悟で告白するが、最近は男子高校生が毎朝眉を整えていると聞いて、あごが地面付近まで落ちた。脱毛までしている愚か者がいるとも聞く。ちょっと前に男の子がピアスをしているのを見てひっくり返ったばかりだというのに、もうそんなところまで来ていたとは。このペースで行くと、来年辺りはプラスチック整形とかロボトミーとか行う高校生男子が出てくるにちがいない。十代の後半まで櫛も持っていなかったぼくにとってはまるでおとぎ話のようだ。(よく考えたら今も持っていない)
確かに東京の町を歩いていると、最近はみんなおしゃれだ。よれたシャツとしなびたジーパンを着て歩いているのなど、ぼくぐらいのものだろう。きっとぼくの知らないところで「向山貴彦以外の人間はみんなおしゃれになる政府計画案」とかいうパンフレットが配布されているのだと確信し始めている今日この頃のぼくである。

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