Archive for 11月 1999


きっと飲みたくなる

11月 28th, 1999 — 12:36am

コーヒーって本当においしい。
コーヒーをたくさん飲むと胃が悪くなるので、本当はあまり飲めないんだけど、腕のいい喫茶店できれいなカップに入った一杯というのはまるで宝物のように思える。そして、本当にすばらしいのはその匂いだ。たった一杯――それもインスタントのコーヒーですら、煎れた瞬間に部屋の中がなんとも言えない香ばしい香りに包まれる。もうコーヒーのことしか考えられない。何か少し甘いお菓子が食べたくなる。
なんでこんなにコーヒーのことを書くかって言うと、それはもちろん、今コーヒーを飲んでいるから。あー、おいしい。

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800/頭が悪すぎる

11月 24th, 1999 — 3:56pm

とにかく、中学生の男子ほど頭の悪い生き物はいない。
昔、一時期やっていたことがあるので間違いないと思う。中学生の男子というのはどっちの方が息が臭いかで本気で十時間論争できるほど頭が悪い。生産性も利益もまったくないどころか、あらゆる意味で害になる、およそ知性のかけらもないような遊びを思いつくだけならいざ知らず、毎日繰り返すほどに頭が悪い。(例:中学生の時にぼくらがやっていた代表的な遊び「黒板ジャンケン」。ジャンケンして勝った方が負けた方の頭を理科の小黒板で思い切り殴る。気絶したら負け。)
そんな時期にぼくは今のスタジオのスタッフの大半と出会った。今でも十分すぎるほど頭が悪い連中なのだが(普通ならこれは謙遜だろうが、残念ながらそうではない)、その頃のぼくらの頭の悪さというと、それはもう桁はずれに深刻なものだった。
別にぐれていたわけではない。(ぐれているのもいたが)それならまだ主義とか主張の裏返しだからいい。ぼくらの行動はほぼ完全に無意味だった。いい例として、「黒板ジャンケン」以外にぼくらが当時やっていた遊びのいくつかを具体的に紹介しよう。作り話だと思うかも知れないが、全部本当にやったものばかりだ。しかもやったのは一度や二度ではない。

1. 上履きキャッチボール
基本的に上履きでキャッチボールをするだけなのだが、問題はしていた場所だった。最初は普通に(普通?)廊下の端から端までを使って、ジャンケンで負けた方の上履きを投げたり捕ったりしていたのだが、そのうちにそれではおもしろくなくなった。それで思いついたのが、どうせ廊下でやるのなら、中でなく外でやろうということだった。で、片方が廊下の窓から腕を出して、校舎の外側を壁に沿って上履きを投げ、それを相手も校舎の外に腕を出して受け取るというものだった。――これでもまあ、普通かも知れない。(普通?)問題はそれが校舎の四階で、しかも下がどぶ川で、尚かつ一階の窓側が職員室だという点だ。たぶん先生の何人かは昼休みにお茶でも飲みながら何気なく窓の外を眺めていて、突然上履きが空から降ってきて、どぶ川にバシャンと突っ込むのを目撃しているはずだ。何度も耳から血が出るぐらい怒られたが、ぼくらは懲りるどころかそのうち「授業中上履きキャッチボール」という、よりサスペンスの度合いの高い改良版までも発明した。

2. 帰り道ジャンケン
あのころの遊びの基本はジャンケンだった。とりあえずジャンケンをしてみる。何をするかはそのあとに決めた。そして、その集大成みたいなゲームがこの遊びである。
ぼくらの学校は大きな学校で、校区もとても広かった。そして、ぼくらはいつも放課後に十人とかの流動的なメンバーで学校で遊んでいたので、帰るときは門のところで全員別方向に散ることになる。このことを逆手にとったのがこのゲームだった。
誰が言い出したのか分からないが(たぶんぼく)、いざ帰ろうという時に、一人で帰るのがつまらなかったやつが「こっちから帰ろうぜ」と遠回りをみんなに奨めた。で、ぼくらは頭が悪かったので、当然それだけでつかみ合いのケンカになる。(「何いってんだよ。バカじゃないの、おまえ。」「バカをバカって言って悪いか、バカ。」「バカバカ言うな、バカ!」)解決策として必然的にジャンケンということになって、そこにいる全員が自分の帰りたい方向を指しながら勝負が行われた。結果、全員が勝ったやつの指した方向へ帰る。これを次の角でまた繰り返す。――気がつくとよく町の反対側の端で夕焼けを見ていた。
それでもまだ指すのが方向のうちは良かった。だんだんこの遊びもエスカレートしていって、「おれが勝ったらあのバスに乗る」とか「おれが勝ったらあのパチンコ屋の中を通る」とか、果ては「おれが勝ったら渡り廊下の屋根を渡る」などになっていった。ぼくは一度この遊びで、落ちたら死ぬようなところを通ったことがある。デパートの噴水の中も通ったことがある。しかも、それはぼくが勝ったときのことだ。
いったい何がおもしろくてあんなことをしていたのか、今では皆目見当がつかない。あのころもよく分かっていなかったような気がする。――分かっていたのはただ、一番親しい仲間がみんな周りに揃っていて、毎日を一緒に過ごせるのが楽しくて仕方がないということだけだった。遊びは本当はなんだってよかった。十人とか十五人とか、最高におもしろいと思う連中に囲まれて騒いでいる時はそこが世界で一番楽しいところで、自分たちは無敵のような気がしていた。そして、あるいは本当にそうだったのかも知れないと思う。
もうたぶん二度とあの時の全員が一堂に会することはないだろう。今、全員を集めようとしたら大変な労力と、かなりのお金が必要になるはずだ。そして、仮に全員が集まったとしても、帰り道ジャンケンはもうきっとできないだろう。
帰り道ジャンケンをするには、ぼくらはもう忙しくなりすぎた。

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ワンパラの意味

11月 23rd, 1999 — 12:34am

このコーナーのタイトルである「ワンパラ」がいったいなんの省略形かは、中学校の英語の授業を受けたことのある人ならほとんど分かっていると思う。「山田、次のワンパラ訳してみろ」と英語の先生が言うのを絶対に一度は聞いたことがあるはずだからだ。――それにしても、どうして中学校の英語の先生って「私、インテリです」っていう感じの人が多いのだろう。何か教員採用試験にそういう科目があるのだろうか。
えっ、それで「ワンパラ」が何の略かって?そりゃ、もちろん、「ワンダフル・パラダイス」の略に決まってる。

未だに良く「ワン・パラグラフ」と勘違いされてしまいます。なぜだかさっぱり分かりません。

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今じゃ笑えない話

11月 13th, 1999 — 12:33am

昨日が夜中の三時。今日これを書いているのが朝の七時。ワンパラのアップ時間がどんどんずれこんでいる。こんなことではいかんと思いながらも、ついつい遅くなってしまっているのが現状だ。本来はその日あったことをその日のうちに書くのがワンパラだったのだが、今はその日のことを次の日の朝がくるまでになんとか書くのがせいいっぱいになってしまっている。それでもまだ普通の人の起床時間に更新が間に合わなかったことは一度しかない。しかもその一度は山奥で電話のつながらない場所だったため、不可抗力だと考えている。これはスケジュールを守ることが至難の業なぼくにしてはたいしたものなのである。低い目標なのは分かっているが、30前になると安全を求めるようになるので、今後もこの基準で行こうと思っている。「朝が来るまでには更新する。」これがワンパラの現在のモットーだ。来年の今頃には「三日後の昼までに」ぐらいになっている予定。

だいたい予定通りです。


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800の意味

11月 3rd, 1999 — 12:31am

ふと考えてみたのだが、このサイトに連載中のおなじみ「800」だが、このシリーズ、なぜ「800」というタイトルなのか、何人ぐらいが気がついているのだろう。えっ?――やだなあ。もちろん意味はあるよ。まあ、たいしたことじゃないんだけど。
ぼくの周りの人たちでヒントなしにタイトルの意味に気がついていた人たちはほんの数人しかいなかったけど、みなさんはどうなのだろう?
もったいぶらずに意味を教えろって?
内緒。

まだ分からないというひとは諺をいろいろ思い浮かべてみましょう。

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